2015年03月27日

2015年声優アワード

声優アワードというものには当初は興味がまるでなかった。
内々でひっそりやってるような感じで裏方の声優がメディアに対して取り上げられることもない。
世間的にも興味なしが大多数であろうと思う。
個人的にはけいおんやまどマギ関係の声優が受賞される第5回と6回は気になったりした。

今回の2014年度第9回の結果は正直言って驚きもした。
大幅に賞のあり方、方向性を指し示す回になったように思う。
まず新人賞枠が増えたこと。正直首を傾げるような選考もあるがこれから多くの人にチャンスを与えるというものにするのだろうか?
大半が事務所が売り出したい押したい人が獲る賞なので個人的にさほど興味は無い。
そして主演賞なのだが女優の方に神田沙也加が選ばれたこともまた大きな転換なのではないかと思う。
そもそも海外の映画、ドラマ、アニメも選考の対象であるしアナ雪の興行と話題性を加味すれば当然の結果ともいえる。

http://seiyuawards.jp/201503/06170044.php

さて主演女優賞を受賞した神田沙也加だが、元々は声優志望で学校にも通っていたことは先日に書いたとおり。だが声優のキャリアはほぼ新人並で2012年に放送された貧乏神が!で声優デビュー。その後の声優としての活動はというと去年大ヒットしたアナ雪になるのだ。とはいえキャリアが短いとは思えない程上手い。
彼女の場合、声優経験は少ないのだが舞台女優の経験が圧倒的に多い。アナ雪はオーディションで役を選んだようなので舞台経験と声優学校の教えが生きたのだろう。非常に難関なオーディションのようで、演技と歌の両方を高いレベルで表現できるのは必須であるとのこと。その人物に合ったアナ雪のキャストを見てみると舞台経験や声優経験の相当なキャリアを持つ人が選ばれているのが分かる。


http://otapol.jp/2015/03/post-2595.html
またおたぽる記事からの引用だが、神田沙也加が主演女優賞に選ばれたときに賛否両論があった。
純粋な声優というという認識が世間で薄いためか否定的な意見がツイッター等で見られた。とはいえ彼女の演技や声優という職業に対する姿勢を見れば批判も馬鹿馬鹿しくなってくる。
今の声優は声優業ではやっていけない熾烈な争いの中で生き残りをかけている。ルックスが受ける可愛い声優ならグラビアやアイドルのようなことまでやっている。声優は本職や演技などに関係ないところで金を稼ぐというのは事務所の契約に反しない限り今は常識なのだ。今までは深夜アニメに出演した声優ばかりがクローズアップされ賞を獲り続けていた。だが主催者側がこのままではダメだという危機感の元に改革をしたというなら良い傾向だと思う。声優の仕事にリスペクトがあり演技も歌手としても高い能力を持っており知名度もありこれから声優の仕事も続けていくであろう神田沙也加は村社会のような業界の壁を崩す存在だろう。
ハイスペックな彼女が声優業界に登場したことは同年代、ひいてはその下の世代に大きな影響を与えるんじゃないかなと。特に年齢の近しい声優にとっては能力の高さに戦々恐々な存在になる気がする。
posted by きな粉餅 at 00:30| Comment(0) | 歌手、声優等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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